【2025年最新】これから導入を検討している方必見!!ノーコードデータベースサービスを徹底比較

更新日: 2025.02.23

サービス紹介 ノーコードデータベース
この記事でわかること

主要なノーコードデータベースサービスを比較し、料金プラン、主な機能、サポート体制、AI活用、コストパフォーマンスの観点から、それぞれの強みと適した用途を解説しています。

この記事を読むと、以下のことがわかります。
✔ 各ノーコードデータベースの価格帯と無料プランの有無(コストを抑えて導入したい方向け)
✔ それぞれのツールの得意分野(モバイル対応、業務ワークフロー管理、AI機能搭載など)
✔ サポートの充実度と導入のしやすさ(専任サポートの有無、技術知識が必要かどうか)
✔ AI機能を活用できるツールとその活用方法(OCR、自然言語検索、自動データ処理など)
✔ 用途別おすすめツール(中小企業向け、大企業向け、AI活用に特化したサービスなど)

近年、プログラミング不要で業務アプリやデータベースを構築できる「ノーコード」ツールが急速に発展しています。
本記事では、代表的なノーコードデータベースSaaSサービスの料金プラン、主な機能、サポート体制、AI活用状況、コストパフォーマンスを比較し、自社に最適なサービス選定の参考となる情報を提供します。

比較対象のノーコードデータベースSaaS

サービス名国内/海外サービス月額料金(1ユーザー)メリットデメリットURL
kintone国内1,800円プラグインが豊富で様々なカスタマイズが可能帳票発行などの機能がプラグイン依存で高額になりやすいhttps://kintone.cybozu.co.jp/
Qask国内900 ~ 1,000円AIを活用した最新機能で誰でも簡単に利用が可能他社サービスとの連携が限定的https://qask.jp/
Pigeon Cloud国内1,100円 ~API等、豊富な機能が提供されており、幅広いシーンで利用可能他社サービス連携は公開されているAPIを利用し構築が日雨ようなため技術知識が必要https://pigeon-fw.com/
Pleasanter国内1,000円 ~オープンソースも用意されており、無料での利用も可能導入やカスタマイズには技術知識が必要https://pleasanter.org/
Platio国内2,000円 ~モバイルアプリ作成が簡単で現場向けに最適PC・WEB利用での使用感が限定的https://plat.io/ja/
サスケWorks国内455円 ~OCR機能も使うことができるため、紙管理が多い企業には便利容量の少なさや登録レコード件数が少ないhttps://works.saaske.com/
Airtable海外3,000円 ~
※ 150円/ドルで計算
直感的なUIでデータ管理が簡単日本語サポートが不十分https://www.airtable.com/
AppSheet海外750円 ~
※ 150円/ドルで計算
Googleサービスとの統合がスムーズサポートがないため、技術知識がないと構築が難しいhttps://about.appsheet.com/home/
NOCODB海外0円オープンソースのため無料で利用可能日本語サポートが不十分https://nocodb.com/

各サービスの詳細比較

kintone(キントーン)

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • ライトコース(月額1,000円/ユーザー):アプリ数200個まで、最低契約人数10ユーザーです。
  • スタンダードコース(月額1,800円/ユーザー):アプリ数1,000個まで、最低契約人数10ユーザーで、プラグインや外部連携が利用できます。
  • ワイドコース(月額3,000円/ユーザー):アプリ数3,000個までの大規模向けプランで、最低契約人数は1,000ユーザーです。
  • 初期費用は無料で、30日間の無料トライアルが提供されています。
  • ゲストユーザー機能(有料オプション)もあり、外部連携はスタンダードコース以上のプランで対応しています。

主な機能

  • ドラッグ&ドロップで業務アプリを作成でき、Excel/CSVのデータ取り込みやテンプレートを利用した簡単なセットアップが可能です。
  • データベース機能では、表形式でのデータ管理、検索、変更履歴の追跡ができます。
  • ワークフロー機能を活用し、承認プロセスの可視化や自動化が可能です。
  • コメント機能や掲示板「スペース」を通じて、社内外のユーザーと円滑に情報共有できます。
  • 100種類以上の業務テンプレートが提供されており、プラグインやAPIを活用して機能を拡張することも可能です。

サポート体制

  • 標準でメール、電話、チャットによるサポートが提供されています。
  • サポートページ、オンラインコミュニティ、各種セミナーを活用し、製品の学習や情報収集ができます。
  • マルチ言語対応のインターフェースやモバイルアプリも用意されており、場所を問わず利用可能です。
  • 実績が豊富な製品のため、パートナー企業やユーザーコミュニティが充実しており、Web上にも多くの情報が蓄積されています。

AI活用

  • 2025年時点では、kintone自体にAI機能は標準搭載されていません。
  • AIによる自動入力補助や予測分析機能はなく、業務アプリ開発とデータ管理に特化した設計です。
  • ただし、プラグインやJavaScriptカスタマイズを活用することで、外部のAIサービスと連携することは可能です(公式機能ではありません)。

コストパフォーマンス

  • スタンダードプランは1ユーザーあたり月額1,800円で、本格的な業務プラットフォームとしては標準的~やや高めの価格設定です。
  • 最低利用人数が10名からのため、小規模チームにはやや割高に感じられる場合があります。
  • ただし、拡張性の高さやサポートの充実度を考慮すると、費用対効果は高いと評価されています。
  • 他のノーコードツール(月額数百円程度)と比較すると初期費用はかかりますが、使いやすさや安定性で高い評価を得ています。
  • 日本企業向けの機能が充実しており、大規模組織での導入事例も多く、長期的な運用を見据えた選択肢として適しています。

Qask(キャスク)

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • スタータープラン(月額10,000円~):10ユーザーまで利用可能(1ユーザーあたり約1,000円)です。
  • スタンダードプラン(月額28,500円~):30ユーザーまで利用可能(1ユーザーあたり約950円)です。
  • ビジネスプラン(月額90,000円~):100ユーザーまで利用可能(1ユーザーあたり約900円)です。
  • エンタープライズプラン:利用規模に応じた個別見積もりとなります。
  • 30日間の無料トライアルあり

主な機能

  • Excelデータをインポートし、自動で項目を生成する機能を搭載。マウス操作のみでアプリを構築できます。
  • 直感的なUIで、ノーコード初心者でも簡単に業務アプリを作成・運用できます。
  • OCR変換とAI要約機能により、紙書類やファイルをアップロードするだけで自動データ入力が可能です。
  • 自然言語検索に対応し、「○○の売上データを探して」といった会話形式でデータを検索できます。
  • 利用状況を可視化するダッシュボードを標準搭載し、機能の使用状況や業務改善ポイントを分析できます。
  • データの集計やグラフ化、他システムとの連携が可能で、基幹業務の一元管理にも適しています。

サポート体制

  • 導入企業ごとに専任担当者がつき、構築サポートを提供しています。
  • 業務ヒアリングから設定まで支援するBPOプランもあり、ノーコードに不慣れな企業でも安心して導入できます。
  • 問い合わせは専用のチャットで対応しています。
  • 専用コミュニティの記載はありませんが、日本国内向けのサービスのため、日本語のマニュアルやサポート体制が充実しています。

AI活用

  • Qask最大の特徴はAI機能の積極活用です。
  • アプリ作成時にAIが最適な項目定義を提案し、システム構築をサポートします。
  • OCR変換とAI要約機能により、大量の紙伝票や書類のデータ化を自動化できます。
  • 自然言語検索機能を搭載し、会話感覚でデータを検索できます。
  • ダッシュボード上ではAIが利用傾向を解析し、業務改善のための提案を自動生成します。
  • これらのAI機能により、定型業務の自動化や意思決定支援が可能で、業務の効率化に貢献します。

コストパフォーマンス

  • Qaskの価格帯はkintoneと同水準で、1ユーザーあたり数百円~1,000円程度です。
  • 特段安価なわけではありませんが、標準で高度なAI機能を備えている点を考慮すると、コストパフォーマンスは高いといえます。
  • Excel業務の負担を軽減し、作業の自動化を進めたい企業にとっては、「AIアシスタント付きの社内システム」を持つ感覚で導入できます。
  • 専任サポート込みであることを踏まえると、初期構築コストを抑えつつ最新技術を取り入れられるQaskは、DXを加速したい企業にとって費用対効果の高い選択肢といえます。

Pigeon Cloud(ピジョンクラウド)

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • ユーザー数課金プラン(月額1,100円/ユーザー~)
    • 最低5ユーザーから契約可能で、5名までは一律5,500円(税抜)で利用できます。
  • 同時ログイン課金プラン(月額2,200円/同時ユーザー~)
    • 登録ユーザー数は無制限で、同時接続する人数に応じて課金されます。
    • 5つの同時接続枠までは11,000円(税抜)固定で、それ以上は1同時ユーザーあたり2,200円(税抜)で追加可能です。
  • 30日間の無料トライアルを提供しており、導入前に操作感を確認できます。

主な機能

  • ノーコードで業務アプリを作成:フォーム作成やテーブル作成を通じて、顧客管理・問い合わせ管理・在庫管理・申請業務などのデータ管理が可能です。
  • 帳簿機能やPDF/画像プレビュー:領収書や伝票類の電子管理に特化しており、帳簿機能が標準搭載されています。
  • 検索・集計・分析機能:条件検索や集計レポート、グラフ表示による可視化に対応し、リアルタイム分析を行えるダッシュボード機能も備えています。
  • データ移行ツール:既存のデータベースやExcelからのデータ取込が容易で、導入時の負担を軽減します。
  • 権限管理:ユーザーや組織ごとにアクセス権を細かく設定でき、スマホやタブレットからの利用もブラウザ経由で可能です。
  • API連携:他システムとのデータ連携やワークフロー統合を公開されているAPIを用いて自身でシステムを構築することで連携ができます。

サポート体制

  • 専任スタッフによる手厚い支援を提供しており、電話・メール・チャット・オンライン相談(Zoom等)に対応しています。
  • SlackやChatworkでの専用チャネルによるサポート(要契約)もあり、運用開始後のフォローが充実しています。
  • 公式サイトにはFAQやドキュメントが整備されており、セルフヘルプにも対応しています。
  • 導入支援やトレーニングサービスもオプションで提供され、専門スタッフが初期設定から活用方法までサポートします。

AI活用

  • Pigeon AIという自然言語でテーブル構築をしてくれる機能が標準で搭載されています。
  • 主に既存業務データの集約・検索・共有にフォーカスしたツールであり、AIによる自動処理や分析支援機能は提供されていません。
  • 他社のAI OCRやAI分析ツールと連携することは可能ですが、標準機能としては人間が定義した検索条件や集計項目に基づく分析となります。
  • ダッシュボード機能を活用すれば、BIツール的なリアルタイム分析を行うことが可能です。
  • 今後、AI機能を拡充していく可能性もございますが、現時点では堅実な業務データ管理ツールという位置づけです。

コストパフォーマンス

  • Pigeon Cloudは1ユーザーあたり約1,100円で、競合の国産クラウド(例:kintoneスタンダードプラン1,800円)に比べやや割安な価格設定です。
  • 同時接続プランを活用すれば、多数のユーザーが断続的に利用する環境でもコストを抑えることが可能なため、大企業にも適しています。
  • 機能面ではkintoneと類似する点が多く、特に帳簿機能やPDFプレビューが標準搭載されていること、既存データ移行が無料でできることなど、付加価値の高さが強みです。
  • 一方で、カスタマイズ性や拡張エコシステムの広さでは、実績豊富なkintoneに優位性があります。
  • 総じて、「データ移行の容易さや必要十分な機能性を重視するならPigeon Cloud、カスタマイズ性やコミュニティの広さを重視するならkintone」と評価されています。
  • 中堅企業にとって、初期費用なしで導入でき、適切な価格でDXを進められるコストパフォーマンスの高い選択肢と言えます。

Pleasanter (プリザンター)

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • オープンソース版
    • 3ユーザーまで完全無料で利用可能
    • オンプレミス版として自社サーバーに導入することで、無料の範囲内で運用できます。
  • クラウド版
    • ライトプラン(月額1,000円/ユーザー、最大10ユーザー)
    • スタンダードプラン(月額500円/ユーザー、ユーザー数無制限)
  • 商用サポート契約
    • 無償利用時でも基本機能は全て使えますが、商用サポートや保守を希望する場合は、年間契約(15,000~100,000円/月相当)が必要となります。

主な機能

  • 高機能なWebデータベース/業務アプリ開発基盤として、ドラッグ&ドロップによる項目定義やフォーム設計が可能です。
  • Excel/CSVインポート機能により、データの取り込みが容易に行えます。 ・アクセス権管理、簡易な承認フロー(ワークフロー)、ガントチャート表示、スケジュール管理、コメント機能など、業務改善に役立つ機能が充実しています。
  • 内蔵されたデータフロー図作成ツールでシステム内のデータ関係を可視化でき、設計に役立てることが可能です。
  • プラグインやスクリプトによる機能拡張、他システムとの連携APIも整備されており、公開されたソースコードをもとにカスタム開発が容易です。

サポート体制

  • 無償利用者向けには、GitHubやフォーラム、公式サイトのユーザーマニュアルやFAQを通じたコミュニティベースのサポートが利用できます。
  • 有償サポート契約を締結すれば、メールや電話での問い合わせ対応、操作トレーニング、優先的な不具合修正提供などの手厚いサポートが受けられます(費用は月額15,000円~100,000円程度)。
  • また、定期的にコミュニティイベントやウェビナー(例:「Pleasanter Festa」)が開催され、ユーザー同士の交流や情報共有が活発に行われています。

AI活用

  • Pleasanter自体には標準でAI機能は搭載されておらず、AIアシスタントや自動分析機能はありません。
  • しかし、オープンソースという特性を活かし、ユーザーがスクリプトを組むことで、外部のAIサービス(例:ChatGPT APIなど)との連携を実現し、データ入力の自動化や分析処理を行うカスタマイズが可能です。
  • 将来的なAI機能の追加も視野に入れられる可能性がありますが、現時点では「必要に応じて自分で組み込む」スタンスとなっています。

コストパフォーマンス

  • 個人や小規模チームでの利用は、3ユーザーまで無料で試せるため、初期投資が不要です。
  • クラウド版では、ライトプランが1,000円/ユーザー、スタンダードプランが500円/ユーザーと、ユーザー数が増えても低価格で利用できます。
  • 60日間のデモ環境で事前に検証が可能なため、導入前にしっかりと機能を確認できるのも魅力です。
  • ITreviewなどの評価サイトでも「機能の割に低コスト」や「カスタマイズ性に優れる」と高評価を受けており、全体として非常に高い費用対効果を実現しています。
  • ただし、エンジニア不在の企業が商用サポート付きで利用する場合は、追加のコストが発生するため、事前に見積もりを確認する必要があります。

Platio

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • スタンダードプラン(月額20,000円):10ユーザー・10開発者(Studioユーザー)が含まれており、複数のアプリを作成できます。ユーザー追加は10ユーザーごとに月額3,000円で、最大100ユーザーまで対応しています(超過の場合は要相談)。
  • プレミアムプラン(月額90,000円):50開発者・500利用者まで拡張でき、保存容量やアプリ数の上限も増加します。
  • エンタープライズプラン(月額200,000円):1,000ユーザー規模に対応し、SSOやIP制限など高度なセキュリティ機能が搭載されています。

主な機能

  • 100種類以上のテンプレートが用意されており、テンプレートを選択し項目を追加するだけで業務アプリを簡単に作成できます。
  • スマホやタブレットでネイティブアプリとして動作し、オフライン環境でも利用できます。
  • カメラ、GPS、NFCスキャンなどのデバイス固有機能を活用し、バーコード/QRコード読み取りや写真添付機能をノーコードで実装できます。
  • 独自の開発ツール「Platio Studio」により、レイアウト設計やデータ項目の定義を直感的に行えます。
  • Platio Connectを活用し、社内システムやクラウドサービスとノーコードでデータ連携が可能。SalesforceやGoogleスプレッドシートとの自動データ転送などのワークフローを設定できます。
  • Push通知や位置情報連携など、モバイル業務向けの機能も豊富で、現場業務のDXを迅速に実現できます。

サポート体制

  • 日本企業によるサービスのため、平日9:30~17:30の電話(フリーダイヤル)やメールでのサポートを提供しています。
  • 公式サイトにはヘルプセンター(オンラインマニュアル)やユーザーコミュニティがあり、技術的な質問や他社の事例を共有できます。
  • 導入支援のパートナー企業ネットワークがあり、コンサルティングや開発代行を依頼できます。
  • アステリア社がハンズオンセミナーやWebセミナーを定期的に開催しており、初心者向けの学習リソースも提供しています。
  • 企業向けに研修サービス(1日コースなど)もあり、内製化を支援する体制が整っています。
  • ユーザーからは「サポートスタッフの対応が丁寧」「テンプレートが豊富でスムーズに導入できた」といった声が多く、比較的簡単に運用できる印象です。

AI活用

  • Platio自体にはAI機能は標準搭載されていません。
  • 主に現場業務向けのアプリ作成に特化しているため、AIによる自動入力補助や分析機能は提供されていません。
  • Platio Connectを活用することで、外部のAIツール(IBM WatsonやGoogle Cloud Visionなど)と連携し、OCRやデータ分析を行うことは可能です。
  • RPA的な業務自動化機能を備えており、手作業での集計や転記作業を削減できますが、生成AIやAIアシストのような機能は提供されていません。
  • 今後、テンプレートの推薦や入力データの異常検知などのAI機能が追加される可能性はありますが、2025年現在はモバイル対応や即時導入性を重視したサービスとなっています。

コストパフォーマンス

  • Platioは月額20,000円から複数のアプリを作成でき、10ユーザーが含まれるため、一見すると高額に見えますが、1ユーザー単価換算では2,000円、最大100ユーザー利用時には約500円と、規模次第でコストメリットが大きくなります。
  • 1契約で複数の社内アプリを作成できるため、特にモバイルアプリを量産したい企業にとってはコスト効率が高いです。
  • 初期費用が無料で、自社で簡単にアプリ開発ができるため、外注開発と比較すると大幅なコスト削減が可能です。
  • 製造業の導入事例では、Platioを導入することで年間数百万円の開発費を削減しつつ、現場DXを実現したと報告されています。
  • テンプレートを活用することで開発時間を短縮でき、人的コスト面でも優れたコストパフォーマンスを発揮します。
  • ただし、小規模チームで単一のアプリのみを利用する場合は基本料金が割高になる可能性があるため、他のノーコードツールの安価なプランとの比較検討が推奨されます。

サスケWorks

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • スタンダードプラン(月額5,000円):11ユーザーまで含まれ、1ユーザーあたり約455円で利用可能です。
  • プレミアムプラン(月額15,000円):11ユーザーまで含まれ、1ユーザーあたり約1,364円となります。
  • 追加ユーザーは開発者アカウントがスタンダード1,000円/ID、プレミアム1,500円/ID、利用者アカウントはスタンダード500円/ID、プレミアム750円/IDで増設できます。
  • アプリ数の上限はスタンダード100個、プレミアム200個で、1アプリあたりのレコード数はスタンダード5万件、プレミアム10万件です。追加購入で拡張も可能です。
  • ディスク容量は両プラン15GBまで標準搭載され、10GBごとに1,000円で追加できます。
  • 30日間の無料トライアルが用意されており、クレジットカード登録不要で試用できます。

主な機能

  • ドラッグ&ドロップ操作でフォームを作成し、Excelのような入力テーブルを備えた業務アプリをノーコードで構築できます。
  • データ共有、コメント機能、グラフ表示、CSVインポート/エクスポートなどの基本機能が充実しています。
  • 文章入力によるアプリ自動生成機能を搭載しており、アプリ名と概要を入力するだけで、AIが最適な項目や画面を自動で作成します。
  • アプリストアを備えており、ユーザーが作成したアプリを無料または有料で共有・販売できます(プレミアムプラン限定)。
  • API連携が可能で、外部システムとのデータ連携やZapierを利用した自動化も実現できます(プレミアムプランで利用可)。
  • PCやスマートフォンのブラウザから利用でき、細かい権限設定やワークフロー(申請・承認)、通知メール送信機能も備えています。
  • 「すぐに使える業務アプリ」を前提とし、AIがアプリ構築までアシストする進化型ノーコードツールです。

サポート体制

  • 公式サイト上で平日9:00~17:30に電話(フリーダイヤル)でのサポートを提供しています。
  • 問い合わせフォームや資料請求も用意されており、導入前の相談にも対応しています。
  • 利用開始後も電話やメールでの問い合わせが可能で、特に中小企業向けに丁寧なサポートを行っています。
  • 30日間の無料トライアル期間中もサポートが提供され、導入前に安心して検討できる環境が整っています。
  • 公式サイトにはよくある質問やプラン比較、導入事例が掲載され、情報がわかりやすく整理されています。

AI活用

  • サスケWorksのAI活用の最大の特徴は、文章入力によるアプリ自動生成機能です。
  • ユーザーが「営業車両管理アプリ」などの名称と簡単な概要を入力するだけで、AIが要件を理解し、適切なデータ項目や画面を構築します。
  • AI-OCR機能を搭載しており、手書き文書やPDFから文字を認識し、データ化することが可能です。
  • 2025年2月からは、クレジット制でAI-OCRを利用できるようになり、日本語の縦書きにも対応するための調整が進められています。
  • Azure OpenAI(GPT-4)との連携も検証されており、APIを利用して高度なAIサービスを呼び出すことが可能です。
  • AIと組み合わせることで、チャットボットや画像認識アプリなどを短期間かつ低コストで開発できるとされています。
  • 今後も需要予測や異常検知などのAI機能が追加される可能性があり、ノーコードツールの中でもAI統合に積極的に活用しています。

コストパフォーマンス

  • 1契約で11IDまで利用できるため、小規模~中規模チームなら月額5,000円で複数人が利用でき、非常に安価です。
  • 1人あたりのコストは500円未満と低価格でありながら、機能面ではkintoneなどと遜色ないため、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。
  • 他の国産ノーコードツール(例:kintoneスタンダード1,800円/人、PigeonCloud 1,100円/人)と比較しても、価格面で優位性があります。
  • AI自動生成機能により、アプリ開発時間を大幅に短縮できるため、導入コストを回収しやすい点も強みです。
  • 3年以上の継続利用でも機能アップデートが追加料金なしで行われており、AI機能の追加も随時対応しています(AI-OCRのみクレジット制課金あり)。
  • 導入企業からは「価格が安価なうえ、サポート対応が丁寧」「現場スタッフのみで運用でき、外注コストが削減できた」といった評価が寄せられています。
  • 大企業で何千人と利用する場合はプレミアムプラン+追加ID費用が発生しますが、それでも1ユーザーあたり1,000円台とMicrosoftやGoogleの上位プランよりも安価に収まります。
  • オンプレミス製品や自社開発と比較すると、導入・運用コストの面で圧倒的に有利です。
  • Excelや紙で情報を管理している企業にとって、少額の投資で業務効率化やミス削減を実現できるため、費用対効果が高いと評価されています。

Airtable

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • 無料プラン:ベース(データベース)のレコード数1,000件、添付ファイル容量1GBまでといった制限がありますが、少人数の利用には十分です。
  • Team(チーム)プラン:ユーザーあたり月額20ドル(年払い時)で、1ベースあたり50,000レコード、5GBのストレージなどが利用可能です。
  • Businessプラン:ユーザーあたり月額45ドル(年払い時)、月払いなら50ドルで、125,000レコード/ベースなどの大容量データ管理や高度な管理機能を備えています。
  • Enterprise Scaleプラン:大企業向けのプランで、価格は個別見積もりとなります(目安として1ユーザーあたり月60ドル以上)。

主な機能

  • スプレッドシートのような「Gridビュー」に加え、カンバンビュー、カレンダービュー、ギャラリービューなど、データを多様な形で表示できます。
  • フィールド(列)はテキスト、数値、添付ファイル、チェックボックス、他テーブル参照など多様なデータ型を扱えます。
  • 複数のテーブルをリレーションでつなぎ、リレーショナルデータベースのように管理することが可能です。
  • レコードごとのコメント機能や編集履歴の追跡機能により、チームでの共同作業がスムーズに行えます。
  • インターフェースデザイナー機能を活用し、ノーコードでカスタムダッシュボードや入力フォームを作成できます。
  • 自動化(Automations)機能により、特定のトリガー条件に応じてメール送信やSlack通知、Zendeskチケット生成などが実行できます。
  • 公式で数十種類の外部サービスと連携可能で、Salesforce、Google Drive、Jira、Slackなどとの統合も簡単に行えます。

サポート体制

  • Airtableはセルフサービス型のサポートが基本で、ヘルプセンターやコミュニティフォーラムが充実しています。
  • 公式サポートはメールフォームによる対応で、Free/Teamプランでは回答までに数日かかることがあります。
  • Businessプラン以上では優先サポートが提供され、より迅速な対応や専任担当者のアドバイスを受けられます。
  • Enterprise契約では、導入支援、管理者向けトレーニング、SLA付きサポートなどの充実したサポートが提供されます。
  • Airtableコミュニティでは、公式スタッフやエキスパートユーザーが活発にQ&Aを行い、多くの問題が解決できます。
  • 「Airtable Universe」というユーザー投稿型のテンプレート共有サイトでは、他社の活用例やデータベース構造を参考にできます。
  • 英語圏ではサードパーティ製の書籍やオンライン講座も豊富ですが、日本語での情報は限定的です。

AI活用

  • AirtableはAI機能の統合を積極的に進めており、2024年には「Airtable AI」機能が強化されました。
  • 会議メモや記事テキストからAIが要点を自動抽出・要約し、関連チームに共有する機能が搭載されています。
  • フィードバックや問い合わせ内容をAIが解析し、感情やカテゴリ別にタグ付けすることで、問い合わせ管理の自動化が可能です。
  • 顧客リストをもとに、AIが営業メールやマーケティングコンテンツを自動生成する機能も提供されています。
  • 多言語翻訳機能を活用し、フィールド内のテキストを指定言語に翻訳することで、グローバルな業務にも対応できます。
  • AIによる自動ルーティング機能により、不具合報告やタスクを適切な担当者に自動的に振り分けることが可能です。
  • Airtableの自動化(Automation)機能と組み合わせることで、AIによる業務プロセスの自動化を実現できます。

コストパフォーマンス

  • 無料プランでも多くの機能を利用できるため、小規模利用では非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
  • Teamプラン(月額20ドル)にアップグレードすることで、データ制限が大幅に緩和され、中小企業でも十分活用できる価格帯です。
  • Businessプラン以上では1ユーザーあたり月額45ドル以上となるため、大人数での利用時には国内の類似サービスより割高に感じる可能性があります。
  • Airtableの導入によって、業務の自動化やデータ管理の効率化が進み、結果的にライセンス費以上の価値を生み出している企業が多いと評価されています。
  • Excel管理と比較し、「1日かかっていた集計作業が数分で済むようになった」「非エンジニアでも業務アプリを構築でき、他のツールを削減できた」といった導入効果が報告されています。
  • Fortune500企業の80%が何らかの形でAirtableを導入しており、大企業でも投資対効果が認められていることがわかります。
  • レコード数が超過した際に自動で課金されるわけではなく、手動での対応が必要な点や、為替レートによる価格変動には注意が必要です。
  • 無料で小さく始め、必要に応じてプランをアップグレードできる柔軟な料金体系が魅力であり、コストパフォーマンスの高い選択肢といえます。

AppSheet

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • 無料プラン:最大10ユーザーまで開発・テストが可能です。
  • Starterプラン(月額5ドル/ユーザー):基本的なアプリ機能と自動化機能を備え、データソースはスプレッドシートやクラウドストレージに限定されます。
  • Coreプラン(月額10ドル/ユーザー):より高度な機能と自動化が含まれ、多くのGoogle Workspace有償プランに組み込まれています。そのため、既に対象のGoogleアカウントを持っている場合は追加費用なしで利用できます。
  • Enterprise Plusプラン(月額20ドル/ユーザー):大規模組織向けのプランで、AppSheetの全機能に加え、高度な管理統制やセキュリティ機能、機械学習モデルの利用が可能です。
  • Enterprise PlusはGoogle Cloud経由で提供され、Google Workspace Enterprise契約にオプション追加する形での利用も可能です。

主な機能

  • スプレッドシートやデータベースを基に、ワンクリックでCRUD(追加・閲覧・編集・削除)操作が可能なアプリを生成できます。
  • ドラッグ&ドロップでUIコンポーネント(ボタン、ドロップダウンなど)を配置し、Excelのような関数で動作ロジックを記述できます。
  • バーコードスキャン、写真撮影、署名入力、GPS取得など、デバイス固有の機能を簡単に組み込めます。
  • ジオフェンシング(位置情報を基にした動作)、NFCスキャン、オフライン利用にも対応しており、ネットが不通の環境でもデータ入力・閲覧が可能です。
  • データ保存先としてAppSheet独自のクラウドデータベース(Core以上)が利用でき、Google Cloud SQLやSalesforceなどの外部データソースとも連携可能です(PremiumコネクタはCore/Enterpriseが必要)。
  • 自動化機能(Bots)を活用し、トリガー条件に応じてメール送信やAPIコールを実行でき、承認フローや通知の自動化が可能です。
  • Enterprise Plusでは機械学習モデルをアプリ内で活用でき、写真から品目を判別する画像分類などの高度な機能も備えています。
  • Googleの技術を活用し、モバイル対応、クラウド連携、機械学習までカバーする総合的なプラットフォームです。

サポート体制

  • Google傘下となったことで、サポート情報の充実が進んでいます。
  • 公式ヘルプセンターや英語のコミュニティフォーラムには豊富なQ&Aが蓄積されており、多くの問題は自己解決できます。
  • Core以上の有償プランでは、Google Workspaceサポート経由で問い合わせが可能です。
  • Enterprise Plusプランでは、優先サポートや専任担当者による定期レビューなどの支援が提供されます。
  • 日本ではGoogle Workspace販売パートナー(吉積情報、TD Synnexなど)が導入支援を行い、日本語ドキュメントやセミナーも公開しています。
  • Google Workspaceユーザー向けのプランが多く、既存のGoogleユーザーコミュニティでの情報共有も活発になっています。
  • 企業向けにはガバナンス機能があり、IT部門の管理下でアプリ開発を行えるため、大規模利用にも適しています。

AI活用

  • Enterprise Plusでは、GoogleのAutoMLを活用し、データから機械学習モデルを作成し、予測列を生成できます。
  • 売上データを学習させて翌月の売上予測をアプリ内に表示するといったことが可能です。
  • AI OCR機能を備えており、Google Cloud Vision OCRを活用して、領収書や請求書の画像から文字情報を自動抽出できます。
  • 2023年には、自然言語を使ったアプリ構築支援機能がプレビュー発表されました。
  • 簡単な要件を文章で入力すると、AppSheetが推奨されるテーブル構造やビューを提案するAIアシスト機能が搭載されつつあります。
  • AppSheetアプリからGoogleの大規模言語モデル(PaLMやDialogflow)を呼び出し、チャットボットや音声認識を組み込むことも可能です。
  • Google Cloud Workflowと組み合わせて、ChatGPT APIと連携するなど、生成AIを活用した高度な業務アプリを作成できます。
  • 機械学習、OCR、自然言語処理を活用し、ノーコードでAIを導入できる点がAppSheetの大きな強みです。

コストパフォーマンス

  • Google Workspace利用企業にとっては、極めてコストパフォーマンスが高いソリューションです。
  • 多くのWorkspaceプランにCoreライセンスが含まれており、追加費用なしで社内アプリを開発できる場合があります。
  • Starterプランは月5ドルと低価格で、kintone(1,800円/人)などの国内ツールと比較すると1/2ほどのコストで利用できます。
  • モバイル対応、他サービスとの連携、AI機能まで網羅しており、提供機能と価格のバランスが非常に優れています。
  • スプレッドシート運用をAppSheetに移行することで、「業務時間を大幅に削減できた」「自動化で業務の手間がなくなった」などの効果が報告されています。
  • 一方で、ライセンス体系が複雑で、Workspaceに含まれるCoreプランでは一部の高度な機能が制限される点には注意が必要です。
  • IT部門のガバナンスが不十分な場合、業務部門が独自にアプリを作成し、野良アプリが増えるリスクも考慮する必要があります。
  • それらの課題を差し引いても、既存のGoogle環境を活かして低コストで業務アプリ化できる点は大きなメリットです。

NOCODB

(出典 : 公式サイト)

料金プラン

  • オープンソース版(セルフホスト):自社サーバーやクラウド上でホスティングすれば、基本的に無料で利用できます。
  • NocoDB Cloud(クラウド版):2024年に技術プレビューとして公開されており、現在は無料で全機能を試用できます。
    • Startupプラン(無料):5ユーザー・10,000行・1GBまでのデータを無制限で利用可能です。
    • Teamプラン(月額19ドル/ワークスペース):10ユーザー・50,000行・10GBまで利用可能で、1ユーザーあたり実質2ドル以下と非常に安価です。
    • Businessプラン(月額99ドル~/ワークスペース):より多くのユーザー・行数が利用でき、パスワード付き公開ビューなどの機能が追加されます(具体的な上限は調整中)。
    • Enterpriseプラン:セルフホスト版に有償サポートを付ける形で提供される予定です。
  • セルフホストすれば、サーバー費用のみで無制限に利用可能であるため、事実上無料で使えるノーコードデータベースとして高いコストパフォーマンスを誇ります。

主な機能

  • 既存のSQLデータベース(MySQL/MariaDB、PostgreSQL、SQL Serverなど)に接続し、ノーコードで管理できます。
  • AirtableのようなUIを備えており、セルの直接編集、新規テーブルや列の追加、リレーション設定などが可能です。
  • リレーション管理では、外部キー制約を持つテーブル同士をGUIで設定し、ドロップダウンから参照先の値を選択するなどの操作ができます。
  • ビュー機能として、グリッドビュー、カンバンビュー、ギャラリービュー、カレンダービューをサポートしています(順次拡充中)。
  • ユーザー管理機能により、閲覧権限・編集権限を細かく設定可能です。
  • REST APIを提供しており、NocoDBをCRUD APIサーバーとして利用できます。
  • Webhookや外部サービスとの連携機能を備えており、レコード更新時に特定のURLへ通知を送ることも可能です。
  • NocoDB Cloudでは、マルチワークスペース管理やより簡単な共有設定UIが提供される予定です。
  • 行のフィルタリング、並び替え、集計行の追加、履歴参照など、スプレッドシートのような基本操作ができます。
  • 添付ファイルのアップロードも可能で、クラウド版では容量内で保存・閲覧ができます。
  • オープンソース版Airtableとも言える機能セットを持ち、ノーコードでのデータ管理に優れています。

サポート体制

  • NocoDBはオープンソースプロジェクトであるため、公式サポートはコミュニティフォーラムやGitHubのIssue対応が中心となります。
  • 開発チームはインドを拠点に活発に活動しており、DiscordやRedditコミュニティでユーザーの質問に対応しています。
  • 公式ドキュメント(Docs)にはセットアップ方法やAPI仕様が詳細に記載されており、新機能の追加ペースも速いです。
  • 商用サポートが必要な場合は、クラウド版の有償プラン(Businessプラン以上)でSLA付きのメール・チャットサポートが提供される予定です。
  • 技術プレビュー中のため、現在はサポートも無料で提供されています。
  • 日本語の情報はまだ少ないものの、英語圏ではAirtableから移行したユーザーによる解説記事が増えています。
  • オープンソースならではの自由度の高さがあり、自社エンジニアがカスタマイズ・メンテナンスできるメリットがあります。
  • 商用サービスほどの手厚いサポートは期待できませんが、コミュニティベースの情報共有が活発に行われています。

AI活用

  • 2025年時点では、NocoDBにAI統合機能は搭載されていません。
  • 主にデータ管理ツールとしての役割に特化しており、AIによる自動分析や入力支援機能は提供されていません。
  • ただし、NocoDBはSQLデータベースを利用しているため、AI処理をデータベース側で行い、その結果をNocoDBで参照することは可能です。
  • 例えば、PostgreSQLの拡張機能やストアドプロシージャを利用してAIモデルによる予測を行い、その結果をNocoDBに表示することができます。
  • 現状、ノーコードツールとしてAIとの直接的な連携オプションは提供されていませんが、今後のクラウド版でAIアシスト機能が追加される可能性はあります。
  • AI機能を利用したい場合は、外部のAIサービス(例えばZapier経由でOpenAI APIを利用するなど)と連携して独自のワークフローを構築する形になります。
  • 将来的には、生成AIを活用してSQLクエリの自動補完やデータ要約を行う機能が追加される可能性も考えられますが、現時点ではAIに頼らず、シンプルなデータ管理を重視したツールです。

コストパフォーマンス

  • NocoDBの最大の強みは、オープンソースとして無料で利用できる点です。
  • セルフホストすれば、サーバー費用のみでユーザー数・データ量の制限なく運用でき、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
  • Airtableのような従量課金制のデータベースと異なり、NocoDBは大量データを扱う場合でもコストが抑えられます。
  • クラウド版でも、Teamプランが月19ドル固定で10ユーザー含まれるなど、1ユーザーあたり2ドル以下と格安で利用できます。
  • Businessプラン以上ではさらに多くのデータを管理できるため、企業向けの選択肢としても魅力的です。
  • オープンソースゆえに「自力運用のコスト」は発生しますが、それを差し引いてもSaaS型データベースより低コストで運用できます。
  • すでに社内でSQLデータベースを運用している企業にとっては、エンドユーザー向けのUIを低コストで提供できるメリットがあります。
  • クラウド版が正式リリースされれば、DBの管理を意識せず利用できるため、導入のハードルも下がります。
  • 「無料または低コストで使えるノーコードDB」としての位置付けが明確であり、コストパフォーマンスに優れたツールです。

まとめ:自社に合ったノーコードデータベースを選びましょう

ノーコードデータベースツールは、それぞれの用途や組織のニーズに応じて最適な選択肢が異なります。

  • 自由度や拡張性を求めるなら「kintone」や「Pigeon Cloud」
  • 無料または低コストで使いたいなら「NocoDB」や「Pleasanter」
  • モバイルファーストで活用するなら「Platio」や「AppSheet」
  • スプレッドシート感覚で手軽に始めるなら「Airtable」
  • AIを活用しながら業務を自動化したいなら「Qask」

特にQaskは、AI機能を標準搭載しており、OCRや自然言語検索、業務改善のためのデータ解析など、最新技術を活用した業務効率化が可能です。
また、専任担当者によるサポートが受けられるため、ノーコードツールが初めての企業でも安心して導入できます。

AIの利用が企業の成長や個人の生産性向上の観点で必須事項となりつつありますので、AIで業務効率化を進めたい方は、ぜひQaskの詳細をチェックしてみてください。

Qaskの公式サイトはこちら

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